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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」12月10日2021.12.10

11月9日、瀬戸内寂聴さんが亡くなりました。99歳の大往生でした。昨日は、京都の自宅兼寺院「寂庵」で、瀬戸内寂聴さんをしのぶ会が開催されたようです。これを機に「寂聴九十七歳の遺言」を読みました。愛、幸福、老い、死などについて書かれており、どれも心に響きました。中でも私が一番共鳴した言葉を紹介します。それは、「人は何のために生きるか」についてです。瀬戸内寂聴さんは、「自分の中に生まれながらに与えられている才能の可能性を、この世で許された時間に、出来るだけ幅広く伸ばしてみること」と言っています。人より少しだけ簡単かつ楽しく出来ること、それを才能とするならば、そこを伸ばして、周りの人たちを幸せに出来たらいいなと思いました。

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