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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」1月19日2022.01.19

本日のカムカムエブリバディで面白いシーンがありました。世良公則扮する柳沢定一が、戦争孤児だった幼少期の錠一郎(ジョー)との会話。定一がジョーにホットドッグを差し出しながら「進駐軍から“がめて”きた、食え!」の部分。ネットでは「くすねてきた」と解説が入っていましたが、「がめる」は多分岡山弁で、岡山の人以外は咄嗟に理解できなかったのではないでしょうか。もうひとつ、ジョーがホットドッグを喉に詰まらせ咳き込んだ場面で、定一「そんなにせかんでもええ」の部分。岡山の人以外は「咳かんでもええ」と理解したと思いますが、実は「急かんでもええ」(急がなくて良い)という意味です。多分テレビを見ている日本人の大半は、本当の意味を理解せずに見ているんだろうなぁ、とひとりで笑ってしまいました。

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