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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」1月27日2021.01.27

1993年(平成5年)の1月27日、ハワイオワフ島出身の曙が、第64代横綱に昇進しました。それまでは小錦の大関が最上位でした。その後、外国人力士が次第に増え、同じオアフ島出身の武蔵丸、モンゴル出身では朝青龍、白鵬など、外国人横綱が次々と誕生しています。筆者は外国人力士の中では高見山が好きでした。ハスキーな声と愛らしい笑顔で、ジェシーの愛称で親しまれていました。

大相撲初場所は、大栄翔の初優勝で幕を閉じました。昨年から6場所連続で優勝力士が異なり、まさに角界は戦国時代真っ只中と言えます。大栄翔の闘志あふれる突き押し相撲は称賛に値しますが、両横綱不在の上、大関貴景勝は9日までに7敗し休場といった上位不在の中での優勝であり、来場所以降真価が問われます。貴景勝は身長175㎝、体重183㎏。身長の割に太り過ぎの感があり、下半身が付いていっていない気がしました。またもう一人の大関正代は、10日目の遠藤戦、11日目の隠岐の海戦、13日目の隆の勝戦をいずれも土俵際の引き技で辛勝し優勝争いに絡みましたが、最後は引き技で墓穴を掘り、熱戦に水を差しました。春場所では相撲ファンが納得する熱戦を期待します。

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