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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」1月28日2023.01.28

先日、トラクターに乗って田んぼを耕していると、上空で猛禽類のノスリが舞っていました。ノスリはこの時期、稲刈りが終わって開けた田んぼで、ネズミやモグラの狩りを行います。この日もゆったりと上空を旋回して獲物を探していましたが、急に近くにやって来て、地上から5~10mくらいのところでホバーリングを始めました。その後、藁がこんもりと盛り上がっているところに急降下しました。よく見ると、大きなネズミかモグラを捕まえたようでした。するとカラスが3羽やって来て、ノスリを取り囲みました。ノスリが捕まえた獲物を横取りする魂胆です。しばらく睨み合いが続きましたが、ノスリがしびれを切らし、獲物を掴んで山の方めがけて飛び立ちました。カラスもその後を追って飛び立って行きましたが、その後どうなったかは確認できませんでした。ノスリ対カラスの生き残りを懸けた戦いを垣間見ることが出来ました。

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