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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」1月30日2023.01.30

元プロ野球選手で、南海ホークス(現ソフトバンクホークス)などで活躍した門田博光さんが亡くなりました。74歳でした。門田さんは、右足を大きく上げてタイミングを取る豪快な打法が特徴で、球界を代表する左のホームランバッターでした。現代のバッターに喩えると、フルスイングが代名詞の柳田悠岐(ソフトバンク)や吉田正尚(オリックス⇒レッドソックス)のような選手でした。昭和54年のキャンプでアキレス腱断裂の大けがを負いましたが、その後指名打者として復活し、44歳まで現役で活躍しました。通算のホームラン数は567本で、この数字は王貞治、野村克也に次いで3番目の記録です。元々右肩に脱臼癖があり、ホームランを打ってベンチに帰り、同僚のブーマーとハイタッチした際に右肩を脱臼するという事件があり、その後チーム内ではハイタッチ禁止となりました。村田兆治さんに続いて門田博光さんという昭和のプロ野球界のレジェンドが相次いで他界され、プロ野球のオールドファンとしては寂しい限りです。

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