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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」1月6日2022.01.06

第98回箱根駅伝は、青学大が初日の往路優勝に加え、2日目の復路優勝と総合優勝で、見事完全優良を飾りました。2位順天大に10分以上の大差をつける圧勝でした。

往路では、1区で中央大吉居の独走がありました。2007年に、東海大の佐藤悠基が出した箱根最古の記録を、15年ぶりに大幅更新する快走でした。花の2区では、駒沢大の田沢が区間賞の爆走。4区では青学大のキャプテン飯田のリベンジなど、見どころ満載でした。復路では、青学大独走にも関わらず、新記録を目指す気迫の走り。青学大黄金時代再来を予感させました。

今回も最終10区でドラマがありました。鶴見中継所を総合11位で襷を受けた法政大、10位とは32秒差ありました。懸命な追い上げも差は縮まらず、来年のシード権は遠のいたかに見えました。ところが、残り1㎞付近で10位東海大がまさかの失速で大逆転。このままシード権を確保してゴールまで一直線・・・。ところが残り200m、法大川上は、魔の「寺田交差点」で先導車につられて右に曲がり始め、係員が慌ててコースに戻すというハプニングがありました。一方、徳本監督(法大OB)が率いる初出場の駿河台大。最終順位は19位でしたが、楽しみながらも懸命に走る姿は、見ていて清々しい気持ちになりました。ゴールした時のガッツポーズが印象的でした。

 

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