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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」10月2日2021.10.02

新型コロナ感染拡大に伴い、うつ病など精神疾患の罹患者が急増しています。外出や行動制限されることにより、運動不足となることが主な原因とされています。そこで注目されているのが“マイオカイン”という物質です。マイオカインは筋肉で作られるホルモンで、全部で30種類ありますが、その中のひとつに、脳に働き掛け、うつ病を抑制する効果のあるものがあります。体を動かすと爽快な気分になりますが、これは筋肉でマイオカインが作られ、脳に刺激を与えるからとされています。他方、いったん体を動かすことが億劫になり、筋肉を動かさなくなると、マイオカインが出なくなり、精神的に不安定となり、その結果ますます運動をしなくなるという悪循環に陥ります。そうなる前に適度な運動を行うよう心掛けましょう。

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