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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」10月21日2021.10.21

10/11(月)、2021年プロ野球ドラフト会議が行われ、全12球団のドラフト指名選手が確定しました。支配下77人、育成51人、全128人がプロ入りしました。昨年のドラフトでは、阪神の佐藤輝明(近大)、横浜の牧秀悟(中大)、広島の栗林良吏(トヨタ自動車)など、1年目から即戦力としてバリバリ活躍選手が多く、ドラフト当たり年だったと言えます。今年指名された選手が来年どんな活躍をするか、今から楽しみです。反面、128人が入ってくるということは、ほぼ同数の選手が解雇を言い渡される厳しい世界でもあります。甲子園を沸かした“平成の怪物”松坂大輔や、“ハンカチ王子”こと斎藤佑樹も今年限りでユニフォームを脱ぐことになりました。

私が最も印象に残っている試合は、松坂大輔では、1998年(平成10年)の夏の全国高校野球選手権準々決勝の横浜高校対PL学園の試合です。延長17回の死闘で、松坂はひとりで250球を投げました。

斎藤佑樹では、2006年(平成18年)の夏の全国高校野球選手権決勝の早稲田実業対駒大苫小牧との試合です。田中将大との投げ合いは、両者譲らず引き分け再試合となりました。

引退試合では、松坂は110㎞/h、斎藤も120㎞/hのストレートしか投げられず、全盛期の球威を知っている者としては、とても悲しい気持ちになりました。引退後の第2の人生では、球界発展のため活躍してくれることを期待しています。

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