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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」10月28日2021.10.28

宇甘川沿川には、猛禽類の中でも特別な希少種である「クマタカ」が生息しています。県道高梁御津線を車で走っていると、時々望遠カメラを構えた人を見掛けることがあります。「クマタカ」は、全長70~80㎝、翼を広げると170㎝にもなる大型の鳥です。食べ物は、ウサギやヤマドリ、ヘビなどが多いようです。森林を支配していることから、「森の王者」と言われています。猛禽類が暮らせる場所は、自然豊かな生物多様性の高い環境と言えます。大規模な産廃処理場や太陽光発電で山に開発の手が入ると、たちまち彼らの生息場所が奪われてしまいます。我々は、この貴重な御津の自然環境を後世に残していく義務があると思います。

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