ブログ

blog

ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」11月11日2021.11.11

衆議院選挙が終わりました。結果は皆さんご承知のとおりです。今回の選挙では、候補者の8割以上がツイッターやフェイスブックなどのSNSを使って選挙活動をしたようです。YouTubeやインスタグラムを使った候補者も半数以上いたようです。今や、SNS抜きには選挙は戦えない時代とも言えます。しかし、選挙には“熱”が必要であると私は考えます。SNSではその“熱”が有権者に伝わりにくく、またSNSの反応だけで情勢判断すると、判断を誤ることもあるようです。田中角栄は、スーツに革靴で田んぼの畦道を歩き、ドロドロになって農家の人ひとりひとりと握手をして回ったそうです。もちろん計算づくで・・・。こういった一生懸命さが熱源となり、それが票に変わっていく。選挙とは、何とも人間臭いものだと思います。

記事の一覧へ