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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」11月13日2021.11.13

最近「おつり」の概念が分からない子供が増加しているようです。親と買い物に行っても、スマホやカードで電子決済をしている姿しか見ていないため、「おつり」という概念が分からないようです。私が子供の頃は、例えばお小遣いで100円もらったとすると、「あそこの文屋で消しゴムを買い、そのおつりを握りしめて次のお店でアイスクリームを買って・・・」という現金の受け渡しを経て、貨幣価値というものを認識したように思います。電子決済に移行して便利にはなりましたが、現物貨幣の存在感が薄れている様に思います。数学的な意味だけではなく、貨幣価値を知るという意味でも、貨幣や硬貨で物を買いおつりを受け取るという行為は、重要なことではないかと思います。

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