先週末行われた女子ゴルフツアー大王製紙エリエールレディースで、藤田さいき(36歳)が優勝しました。2011年の富士通レディース以来11年ぶりの優勝でした。最終18番ホールで、1.2ｍのパーパットを沈めて優勝が決まると、藤田は力が抜けてしまったのか、しゃがみこんでしまいました。その後は涙が止まらず、見ている人たちの涙を誘いました。

藤田は、優勝できなかった11年の間に子宮頸がんなどの病気や手術を経験し、辛いことが多くあり一時は引退も考えましたが、夫のサポートもあり現役を続ました。今回の優勝で、その努力が報われ本当に良かったです。

今年の10月に開催された三菱電機レディースでは、元祖ギャルゴルファー“キンクミ”こと金田久美子(33歳)が11年ぶりに優勝を飾りました。現在、日本の女子ゴルフ界は若手の台頭が著しいですが、藤田や金田などベテラン勢の活躍にもまた味わい深いものがあります。まだまだ若手に負けず頑張って、女子ゴルフ界を盛り上げてもらいたいですね。