ブログ

blog

ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」11月30日(月)2020.11.30

11月下旬になり本格的な寒さが到来し、お風呂が恋しい季節となりました。熱いお風呂に入って首までどっぶり浸かると、一日の疲れも取れる思いがします。ただし、このとき気を付けないといけないのが“ヒートショック”です。ヒートショックとは、気温の変化によって血圧が急激に上下し、脳内出血や心筋梗塞などの病気を引き起こすことを言います。具体的には、暖房の効いたリビングから脱衣所に移動し、浴槽に入る時などに起きます。10℃以上の温度変化があると危険とされています。特に65歳以上の高齢者や高血圧、糖尿病などの疾患がある人は要注意です。

ヒートショックで亡くなる人の数は、年間14,000人と言われていて、この数は年間の交通事故による死者数約7,000人の2倍にも達します。 熱いお風呂が好き、飲食後にお風呂に入る習慣がある、長風呂が好きという人は気を付けなければいけません。予防のポイントは・・・

①脱衣所と浴室を予め温めておく

②お風呂の温度は低めに設定

③ゆっくりとお風呂から出る

など、体に負担の少ない入浴法を心掛ける必要があります。

 

記事の一覧へ