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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」12月3日(木)2020.12.03

先週で朝ドラ「エール」が終わりました。お昼休みがとても寂しく、暫く“エールロス”に悩まされそうです。ここで私が印象に残っているシーンを振り返りたいと思います。

まずは主役の古山裕一を演じた窪田正孝です。私が一番印象に残っているのは、何といっても「栄冠は君に輝く」の週です。甲子園球場に佐藤久志演じる山崎育三郎を呼び出し、「未来ある若者たちにエールを送ろうよ」と叫んだシーンでした。コロナ禍において若者たちに閉塞感が漂う中、役を超越して我々に訴えかけたように感じました。彼の誠実で温かい人間性を見た気がしました。

次は古山裕一の妻、古山音を演じた二階堂ふみです。彼女は何でもできる万能女優だと認識を新たにしました。本職ではない歌唱部分でも素晴らしい頑張りを見せました。何事にも前向きに取り組む姿勢は、我々に元気と勇気を与えてくれました。

あとひとり、佐藤久志を演じた山崎育三郎。甲子園球場での「栄冠は君に輝く」独唱シーンは、本当に素晴らしかったです。コロナの影響で今年の甲子園球場での高校野球は中止となりましたが、私も子供の頃は野球少年だったこともあり、彼の歌が甲子園球場に響き渡ったシーンは、特別な感情が湧きあがりました。

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