ブログ

blog

ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」2月10日2023.02.10

先日、庭の南天の木にヒヨドリが来て、赤い実をついばんでいました。寒さが厳しいこの時期は食べるものが少なく、南天の実や、収穫し忘れた柿の実などを食べているのをよく見掛けます。こういった光景を遠くから見ている分には可愛らしい野鳥で済むかもしれませんが、農作物に被害が出ると害鳥扱いされます。ヒヨドリは北海道などの寒い地方で繁殖し、越冬のため西日本に渡りをするので、関東以西では10月~4月にかけて個体数が多くなり、被害が増えます。果物や花の蜜など甘いものが大好きで、白菜やキャベツ、ブロッコリーなどの野菜もつついて食べます。我が農園でもこの時期、ヒヨドリによる被害が出るため、手間はかかりますが防虫ネットを設置して被害を予防しています。

記事の一覧へ