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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」3月10日2021.03.10

3月8日に続き卒業ソングの話題です。私は「仰げば尊し」の歌詞、特に1番の歌詞が好きです。

仰げば尊し わが師の恩 教えの庭にも はや幾年(いくとせ)

思えばいと疾し(とし) この年月 今こそ分かれめ いざさらば

まず「いと疾し(とし)」の部分、筆者は当初「愛おしい(いとおしい)」と言う意味だと思っていましたが、「疾し(とし)」は速いという意味の古語ですので、「思えばとても早かった」という意味になります。また、「分かれめ」の「め」は、意思を表す助動詞「む」の未然形で、「別れるのはつらいけど、別れてしまおう」という意味になります。高校時代に古文の先生から教わり、歌詞の奥深さに魅了されました。古文のT先生、元気にしてるかなぁ~。

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