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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」3月19日2021.03.19

先日ゴルフに行ったとき、グリーン脇に植えてある梅の枝にメジロが止まり、花の蜜を吸っていました。我々が近づいても気にする様子もなく、くちばしを花に差し込んで、無心に吸っていました。「目白押し」という言葉があります。メジロは群れをなして木などに止まる習性があり、転じて多くのものが込み合って並ぶこと、人が込み合って押し合うことなどに用いられます。メジロの特徴は、目の周りの白い縁取りと鮮やかな黄緑色(ウグイス色)から、よくウグイスと間違われます。実際のウグイスの羽色は茶色で、ウグイス色とはかけ離れた地味な色をしています。ウグイスの羽色は茶色なのに、なぜ黄緑色をウグイス色と呼ぶようになったのかはよく分かりません。

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