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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」3月3日2021.03.03

今日は「ひな祭り」です。ひな祭りの起源をたどると、約1,000年前、平安時代の中頃まで遡ります。当時3月の巳の日を「上巳の節句」として、占い師が無病息災を祈願しました。人々は人形に自分の厄災を託し、川など水に流す行事を行っていました。現在もこの名残とされる「流し雛」の行事が各地で行われています。鳥取の用瀬では、男女一対の紙雛を藁で編んだ桟俵に載せ、桃の小枝と椿の花や菜の花を添えて、千代川に流す行事が有名です。

岡山市北区足守の陣屋町街並み保存地区一帯で毎年開催されている「街並み雛巡り」は、今年はコロナの影響で中止となりました。地元民としては寂しい限りです。

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