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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」3月7日2022.03.07

先週木曜日のカムカムエブリバディで、妖術七変化隠れ里の決闘の場面で、黍之丞の敵役小野寺左近との決闘シーンがありました。そこで黍之丞が詠んだ和歌がありましたので紹介します。

梨棗 黍に粟嗣ぎ 延う葛の 後も逢わんと 葵花咲く

(なしなつめ きびにあわつぎ はうくずの のちもあわんと あおいはなさく)

この歌は万葉集に載っているもので、意味は「早々に離れた君と今は逢えないけれど、延び続ける葛のように、後には逢えるよ、葵の花が咲くころには」というものです。この歌を聞いて私は確信しました。今後の展開で、るい(深津絵里)がまだ幼い頃に早々に離れてしまった母安子(上白石萌音)との再会があると・・・。カムカムエブリバディも残すところあと1カ月を切りました。今後の展開が増々楽しみです。

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