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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」4月26日2021.04.26

先日、ダム湖が見えるレストランでランチしました。風が少し吹いていたので、太陽の光が湖面に反射してキラキラと光り、とれも綺麗でした。つい与謝野蕪村が詠んだ俳句が思い浮かびました。

春の海 ひねもす のたりのたりかな

「ひねもす」とは終日と書き、一日中という意味です。私が見たのは淡水湖ですが、この句からは、穏やかな春の海の情景、そしてそれをぼんやりと眺めながらまどろむ様子が感じ取れます。毎日慌ただしく過ぎゆく日常において、たまにはのんびりと過ごす時間も必要なのかなと思いました。

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