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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」6月28日2021.06.28

田植えが終わった田んぼの中を見ると、いろいろな生き物が生息しています。オタマジャクシを筆頭に、田んぼの清掃名人「ゲンゴロウ」、田んぼの凄腕ハンター「タガメ」、ミジンコの仲間でこれがたくさんいると豊作になると言われている「ホウネンエビ」など。中でも私が一番好きなのが「カブトエビ」です。形状はカブトガニを小さくしたような形をしています。生きている化石と呼ばれていて、3億年前の三葉虫の仲間です。産んだ卵は乾燥に強く、一冬休眠し、翌年代掻き等で水に当たると孵化します。泥の中に生えた雑草の芽を食べ、泳いでいる時には水を濁らせるため、発芽した雑草の生育を抑えます。農家にとっては有益な生き物です。

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