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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」7月13日2022.07.13

テニスのウィンブルドン選手権車いすの部男子シングルスで、日本の国枝がイギリスのヒューエットを下し、初優勝を飾りました。国枝はこれで4大大会を制し、昨年行われた東京五輪の金メダルと合わせた「生涯ゴールドスラム」を達成しました。第1セットを奪われ、第2セットもヒューエットにチャンピオンシップポイントを握られるも、逆転でこのセットを取り返します。第3セットはタイブレイクに持ち込むも、先行を許す苦しい展開から大逆転で勝利しました。

WOWWOWの録画放送を見ましたので、勝つのは分かっていましたが、それでも「これで本当に勝つの?」と思えるほどの激闘でした。国枝の卓越した技術、体力、勝負所での集中力に加え、どうしてもこの大会に勝ちたいという執念のようなものを感じました。完全アウェーの中での偉業達成には、本当に頭が下がる思いです。

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