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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」7月20日2022.07.20

米オレゴン州で開催されている世界陸上の競歩男子20㎞で、山西利和が1時間19分7秒で優勝、2位には池田向希が入り、日本人選手によるワンツーフィニッシュを達成しました。競歩には「左右どちらかの足が常に地面に接していなければならない」というルールがあります。規定に違反すると、「注意」を意味する黄色のカードと、「警告」を意味する赤色のカードが出されます。黄色のカードは何枚出されても大丈夫ですが、赤色のカードが3枚出されるとレース失格となります。レース終盤、山西には何度か黄色のカードが出されました。ラスト1㎞は日本人選手2人による一騎打ちでしたが、両者失格にならないか、祈るような気持ちで応援しました。

優勝タイムを時速に換算すると15.2㎞/hとなります。金川駅から御津スポーツパークまでの距離は約5.5㎞ありますが、この距離を22分で歩くことになります。以前、当社社員が同ルートを歩いて出社したことがありましたが、1時間20分かかったそうです。それを考えると、驚異的なスピードですね。

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