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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」7月25日2021.07.25

東京オリンピック2020開会式の話題の続きです。聖火リレーに長嶋茂雄さんが登場しました。松井秀喜さんが支えながら、王貞治さんと共にゆっくり一歩ずつ歩みました。その姿を見て筆者は涙が出そうになりました。同時に、1996年のアトランタオリンピックで聖火の点灯者となったモハメッド・アリを思い出しました。ボクシングが原因でパーキンソン病を患ったアリは、震える手で聖火を点火しました。両氏とも現役時代は華麗なプレーで我々を魅了しましたが、その後の病気で不自由な体になりました。現役当時の活躍が華々しかっただけに、醜い姿は見せたくないと思うはずですが、彼らは不自由な体に鞭を打ってイベントを盛り上げてくれました。その姿を見て、我々は勇気と感動をもらいました。

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