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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」7月8日2021.07.08

7/7(水)19:30~NHK総合テレビで放映された「ためしてガッテン」を見ました。“日常の逆にひそむ驚きの健康パワー”という内容でした。階段を使って脚力を鍛えようとした時、階段の上りと下りで太ももの筋力の増加率にどの程度の差が生じるか実験したところ、上りでは14.6%の増加に対し、下りでは34.0%の増加でした。上りの方がより筋力アップにつながりそうですが、逆に下りの方が効果的に筋力を鍛えられる結果となりました。加えて、血圧、中性脂肪等も、下りの方が上りより倍以上減少しました。ベンチプレスやダンベル、スクワットをする時も同様で、例えばダンベルでは、腕を曲げる時より伸ばす時の方が効果的に筋力を鍛えられます。ただし、腕を伸ばす際には、ゆっくりと行うことが重要となります。

なぜ、ダンベルを曲げる時より伸ばす時の方が効果的に筋力を鍛えられるのか・・・。重いダンベルを持って腕を曲げようとする時、脳は「大変だから大きな力を出しなさい」と筋肉に指令を出し、筋肉は筋繊維全部を使います。一方、腕を伸ばす時、脳は「楽だから小さな力でも大丈夫」と筋肉に指令を出し、筋肉は少ない数の筋繊維で動かそうとします。その時、重いダンベルを持った腕をゆっくり伸ばすと、働いている筋繊維には大きな負荷がかかり筋肉が鍛えられるということのようです。

理屈は分かりますが、本当に?という感じもしました。改めて毎日の筋トレの中で試してみようと思います。

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