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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」8月11日2021.08.11

東京五輪2020が閉幕しました。日本が獲得した金メダル27個は、過去最多となりました。この数は、アメリカ、中国に次ぐ3位で、国ぐるみでドーピングをしている大国ロシアの20個をも上回るものでした。しかし、オリンピックの評価は、メダルの数だけの問題ではないと筆者は考えます。JOCは、「すべての人々にスポーツへの参加を促し、健全な精神を持つスポーツマンを育むこと」を理念に掲げています。ロシアや中国が国威発揚のため、才能のあるジュニアを少数精鋭で鍛えるのに対し、日本は競技人口を増やすことで底辺を拡大し、その中から優れた選手を選抜し鍛えるという手法を取ってきました。すべての国民の健康の上に今回の成果があったとすれば、素晴らしいことだと思います。

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