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ファーマーカワハラのエッセイ「晴耕雨読」8月24日2022.08.24

夏の全国高校野球選手権大会決勝で、宮城県代表の仙台育英が、山口県代表の下関国際を8対1で破り、東北勢としては初の優勝を果たしました。今年の3年生は、2020年4月入学です。2020年と言えば、1月に新型コロナウイルスの日本国内初の感染者が確認され、同年4月には首都圏を中心に、7都道府県で緊急事態宣言が発令されました。以降、今日までずっと自粛生活が続いています。高校球児にとって、集団での活動が制限されるなど、苦しい3年間だったと思います。今大会では、エラーや重要な局面での送りバント失敗などのミスが目立ちましたが、前述の状況を勘案すれば、選手を責めるのは酷なことかもしれません。しかし球児たちは、こういった苦しい環境の中でも諦めず、最後まで全力で戦ってくれました。これを人生の糧にして、次のステップへ進んでくれることを願います。

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